「うさぎ島」こと大久野島に行くなら梅雨の時期がおすすめ!
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撮影・画像加工
広島の大久野島に一泊旅行に行ってきました。
大久野島って何?
大久野島は瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島のうちの1つで、広島県に所属しています。周囲は約4.3kmと、結構小さい島です。僕は忠海港からフェリーに乗って上陸しました。島内に休暇村の宿泊施設があり、名物のタコなどの海の幸を堪能できます。
毒ガスを製造していた
第1次世界大戦から第2次世界大戦の間、この島では4種の毒ガスが製造されていたそうです。戦後、GHQや政府主導で施設解体や残された化学兵器の処分が行われたとのこと。その歴史を風化させない様、島内には「大久野島毒ガス資料館」という施設があり、当時を今に伝えています。また、当時の工場跡が廃墟状態で保存されており、一部は中に入って観光することもできます。
ウサギが自然繁殖
wikipediaによると、島外の小学校で飼育されていた8羽のウサギが1971年に島に放されて野生化し、繁殖して2013年に再度調査したところ700羽にまで増えていたとのこと。毒ガス実験用のウサギは終戦後全て処分されており、当時持ち込まれたウサギが繁殖したわけではないそうです。とはいえ、脱走したウサギがいないことは完全に否定はできないという意見もある様。
そこら中に巣穴を掘って生活している様です。
梅雨時がおすすめの理由
紫陽花が満開
島内にはたくさんの紫陽花が植樹されていました。6月後半に行ったんですが、この時期だとちょうど見頃〜もうちょっとで満開といった咲き加減。梅雨は曇りの日も多く、鬱蒼とした植物たちの中でしっとりとした写真が撮れます。
仔ウサギが元気に動き回ってる
大久野島に限らず、仔ウサギが元気にそこら中を遊び回っているのは春から初夏、秋口頃の気候の良い時期。カイウサギは通年繁殖できるので仔ウサギ自体は年中いるのかもしれませんが、夏と冬は巣穴に引っ込んでる時間が多い印象。仔ウサギと戯れたいなら人間にとっても過ごし易い時期がベスト。
僕が訪問した6月後半も、たくさんの仔ウサギと出会えました。せっかく行くなら仔ウサギとも戯れたいですよね。
仔ウサギ×紫陽花で夢の様な風景が!
上の2点は、要するに仔ウサギと紫陽花の両方が見られるお得な時期ということ。さらに一緒に撮ると、ちょっと幻想的な雰囲気に。他の季節では見られない世界を思いっきり楽しめます。
大久野島では生物の多様性を保護する一環なのか、紫陽花もあまり強い剪定はされていない様子。場所によっては花が地面すれすれまで垂れてきています。ウサギの隠れ場所にもなっていて、絶好の撮影スポットです!
ウサギと紫陽花を同時に撮るなら、F値を上げて背景にもピントが合う様にすると良いと思います。お任せ設定なら「風景モード」あたりでしょうか。
背景にほんのり写し込んでも綺麗。
ちなみにもし一泊できるなら、涼しい午前中の観察がおすすめ。ウサギたちも活発でワラワラと寄ってきてくれるはず。
梅雨の大久野島、目一杯堪能してきました。じめじめとした鬱陶しい季節ですが、この時期に大久野島を訪問する機会があったら、是非ぜひ可愛い写真を撮りまくってください!
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